メゾンカカオは顔採用?創業10年で国内トップクラスの企業の採用基準を解説

メゾンカカオは顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。メゾンカカオの場合、鎌倉発の高級チョコレートブランドとして創業10年で国内トップクラスの地位を築いており、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。

この記事ではメゾンカカオの採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。

本当に顔採用なのか — メゾンカカオの採用基準

結論から言えば、メゾンカカオの採用基準は能力ベースです。公式の採用ページで掲げている求める人物像は「主体性」「チャレンジ精神」「美意識」であり、学歴・職歴よりも「人となり」を重視した人物本位の選考を実施しています。

顔採用と言われる理由

メゾンカカオが「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。鎌倉や丸の内といった洗練されたエリアに店舗を構えるラグジュアリーブランドであること、店頭の販売スタッフが「プレゼンター」と呼ばれブランドの世界観を体現する存在であること、そしてInstagramをはじめとするSNSでの発信力が高いことが重なり、「社員がおしゃれで魅力的に見える」という印象が広がっています。

実際には、ブランドの美意識を大切にする企業文化の中で、スタッフ一人ひとりが自然と洗練されていく環境があるためです。容姿で選んでいるのではなく、ブランドへの共感と成長意欲を持つ人材が集まり、入社後に磨かれていく構造です。

公式Instagramでは、商品の魅力だけでなく店舗の雰囲気やスタッフの様子も発信されています。

MAISON CACAO 公式Instagram

選考で見られているポイント

選考フローは「ビデオインタビュー(4問・5分以内)」もしくは「履歴書提出」→ 現場見学(仕事体験+先輩社員とのカジュアル面談)→ 最終選考 → 内定という流れです。特徴的なのは、選考の早い段階で現場見学と仕事体験が組み込まれている点で、実際の働く環境や社員との相性を重視していることがうかがえます。

採用ページに記載されている求める人物像は以下の通りです。

  • 主体性があり、変化を楽しめる人
  • チョコレートへの情熱がある人
  • チャレンジ精神がある人
  • ブランドの文化創造に共感できる人
  • 美意識を磨く意欲がある人
  • 人を尊重する気持ちがある人

スキルや経歴ではなく、ブランドへの共感度と人柄が選考の中心に置かれています。容姿を評価する選考基準は確認できません。

採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容

採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。事業データから確認します。

  • 正式社名:MAISON CACAO株式会社(旧社名:Journey company株式会社)
  • 設立:2011年4月(ブランド「カカオ」は2015年鎌倉にて創業、2020年に「MAISON CACAO」に改称)
  • 本社:神奈川県鎌倉市小町2丁目6-43
  • 代表取締役:石原紳伍
  • 資本金:1,000万円(出典:官報決算データベース)
  • 売上高:非上場のため正式開示なし(参考:2021年9月期で約20億円との報道あり。出典:日経ビジネス・カンブリア宮殿 2025年2月6日放送回)
  • 営業利益:非上場のため非公開(参考:2019年9月期 純利益58万6,000円、総資産3億8,859万5,000円。出典:官報決算データベース 2019年9月30日決算)
  • 従業員数:約90名(出典:Wantedly企業ページ、2025年時点)
  • 平均年齢:31歳(出典:エン カイシャの評判 口コミ集計値、2025年時点)
  • 平均年収:非上場のため非公開(参考:口コミサイト集計で平均約410万円。出典:エン カイシャの評判)

メゾンカカオはコロンビア産カカオの独自仕入れルートを持ち、現地パートナー「ルカー・チョコレート」と提携して2,000軒以上の農家と契約しています。自社農園も保有し、原料調達から製造・販売までを一貫して手がけるビジネスモデルが強みです。主力商品の「アロマ生チョコレート」は水分量25%(業界平均より高い)で鮮度を重視した独自製法を採用しています(出典:テレ東プラス カンブリア宮殿記事、2025年2月)。

店舗は鎌倉本店を中心に関東を中心として7〜8店舗を展開し、丸の内仲通りには最新店舗を出店。新業態レストラン「PIASTRE」(メキシカン・フレンチ)も手がけるなど、事業領域を広げています。国内最大級のチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」では売上高トップクラスを記録し、創業10年で国内トップブランドの一角に成長しました(出典:テレ東プラス カンブリア宮殿記事、2025年2月)。

さらに「メゾンカカオ財団」を設立し、コロンビア・ネコクリで学校3校(約400人規模)を運営する社会貢献活動にも取り組んでいます。事業の成長力と社会的な取り組みからは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。

これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか

約20億円規模の売上を築き、国内トップブランドの地位を確立した実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。ブランドの世界観を大切にする企業文化と、社員の成長を支える独自の仕組みが、人を磨いているからです。

社風・企業文化が人を磨く

メゾンカカオは「未知を楽しむ」を企業理念として掲げ、前例のないことでも一人ひとりの「やってみたい!」に応える風土が根付いています。口コミでも意思決定の速さが高く評価されており、年次やポジションに関係なく全員にチャンスが提供される環境です(出典:engage採用ページ、エン カイシャの評判)。

特徴的な研修制度として「旅するメゾン」があります。これは全国の素材生産地を社員が訪問し、生産者と直接交流する部門横断型のプログラムです。さらにコロンビアの自社農園やロンドン・パリへの海外研修制度もあり、パティシエは海外の職人のもとを訪問し、プレゼンターは現地の文化やサービスを学びます(出典:PR TIMES STORY、engage採用ページ)。

社訓は「旅に出よう」。旅を通じて未知に出会い、心が動く体験を重視する文化が、社員の感性と人間力を磨いています。「大人の夏休み制度」では全社員を対象に約3週間(20日間)の有給休暇を一斉取得し、店舗を閉業してまで実施するという徹底ぶりです。日本全国を旅し、全地域制覇で5万円のインセンティブが支給される仕組みもあります(出典:PR TIMES STORY)。

女性社員が大多数を占め、女性管理職も多数在籍。実力主義が浸透しており、20代の成長環境にも高い評価がついています(実力主義4.3点、20代成長環境4.1点、職場の人間関係満足度92%。出典:エン カイシャの評判 口コミ総合4.0点/158件)。こうした環境で日々ブランドの美意識に触れながら働くことで、入社後にどんどん洗練されていく社員が多いのは自然なことです。

まとめ

メゾンカカオの採用基準は「主体性」「チャレンジ精神」「美意識を磨く意欲」であり、学歴や職歴よりも人となりを重視した能力ベースの選考を実施しています。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。

創業10年で国内トップブランドの一角に成長した実績が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、「未知を楽しむ」企業理念のもと旅や海外研修を通じて人間力を磨く企業文化の結果です。

見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。

※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。メゾンカカオは非上場企業のため、業績データは報道・官報等の公開情報を参考値として記載しています。最新の情報は各公式ページをご確認ください。


出典一覧

  • テレビ東京「カンブリア宮殿」2025年2月6日放送回 / テレ東プラス記事(MAISON CACAO特集)
  • 官報決算データベース MAISON CACAO株式会社(旧Journey company株式会社)2019年9月期決算
  • Wantedly MAISON CACAO企業ページ(2025年時点)
  • エン カイシャの評判 MAISON CACAO口コミ(2025年時点)
  • MAISON CACAO公式採用ページ(2026年4月確認)
  • engage MAISON CACAO採用ページ(2026年4月確認)
  • PR TIMES STORY MAISON CACAO記事(2026年4月確認)
  • MAISON CACAO公式Instagram(2026年4月確認)

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