カゴメは顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。カゴメの場合、売上収益2,943億円を誇る国内トップクラスの食品メーカーであり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事ではカゴメの採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — カゴメの採用基準
結論から言えば、カゴメの採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は「食べることが好きな人」であり、食への好奇心と新しい企画に挑戦できる主体性が選考の中心に置かれています。
顔採用と言われる理由
カゴメが「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。「カゴメ」というブランドの知名度が非常に高く、トマトケチャップや野菜ジュースを通じて日常的に消費者と接点がある企業であることから、社員への注目度も自然と高まります。
また、採用広報や説明会で前面に出る社員の印象がSNSや就活掲示板で共有されることで、「カゴメ 顔採用」という検索ワードが生まれています。こうした現象はカゴメに限った話ではなく、知名度の高い企業であれば同様の検索が発生しやすい構造があります。
カゴメの公式サイトでは、さまざまな職種の社員がキャリアや仕事内容について語るインタビューが掲載されています。容姿ではなく、食への情熱や仕事のやりがいが伝わる内容です。
選考で見られているポイント
新卒(総合職)の選考フローは、エントリーシート提出→適性検査→個人面談・グループワーク→人事部長面談→最終面談→内定が基本です。中途ではキャリア登録制度を通じた応募が可能で、書類選考→面接(2回程度)→採用条件提示→内定という流れになっています。
- 新卒採用ページ:カゴメ 新卒採用情報
- 中途採用ページ:カゴメ キャリア登録制度
採用担当のメッセージでは「たくさんチャレンジして、たくさん失敗して、それでもまた踏ん張って立ち向かえる人」を求めると明記されています。多様性を重視する姿勢も打ち出しており、異なる価値観や異業種経験者の採用にも積極的です。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:カゴメ株式会社(KAGOME CO.,LTD.)
- 設立:1949年(創業1899年)
- 本社:愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号
- 売上収益:2,943億円(IFRS、2025年12月期、出典:カゴメ2025年12月期決算、IRBANK確認)
- 営業利益:226億円(同期、出典:同上)
- 当期利益:148億円(同期、出典:同上)
- 従業員数:連結3,253名/単体1,718名(2025年12月期、出典:カゴメ公式サイト 会社概要)
- 平均年齢:42.1歳(出典:有価証券報告書 2024年12月期)
- 平均年収:892万円(出典:有価証券報告書 2024年12月期)
カゴメはトマトケチャップ国内シェア60.3%を誇り、トマトジュース国内シェア55.5%、野菜果実ミックスジュース国内シェア55.7%と、トマト・野菜飲料分野で圧倒的なポジションを持つ企業です(出典:カゴメ公式サイト「数字で見るカゴメ」)。
事業の最大の特徴は、種子から食卓まで一貫したバリューチェーンを持つ点にあります。7,500種類超のトマト遺伝資源を保有し、種子開発→土づくり→栽培→収穫→製造→販売を自社グループで完結できる世界でも稀有な企業です。「トマトの会社から野菜の会社へ」を掲げ、国内加工食品事業・国内農事業・国際事業の3セグメントで展開しており、日本の緑黄色野菜消費量の18.5%を供給しています。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
売上収益2,943億円・営業利益226億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
カゴメは「食を通じて社会課題を解決する」という共通の使命感を持つ社員が多い企業です。社内では「ワイガヤ」文化と呼ばれる活発なコミュニケーションが根付いており、部門・部署を超えて分け隔てなく接する風土があります。心理的安全性の高い職場づくりを推進し、ダイバーシティ委員会によるDE&I推進にも取り組んでいます。
人材育成面では、入社後3年間の基礎教育研修をはじめ、公募型ビジネススキル研修や越境研修など、社員の成長を支える仕組みが充実しています。通信教育・外部セミナーの費用補助制度もあり、自主的な学びを会社がバックアップする体制です。
キャリア形成の面では、自己申告制度で年1回上司と中長期キャリアプランを共有するほか、社内公募制度やキャリアカウンセリングも整備されています。副業制度(新卒4年目以降、キャリア入社2年目以降が対象)や専門職制度など、多様なキャリアパスを選べる環境も用意されています。テレワーク勤務やフレックスタイム制、育児短時間勤務(小学3年まで)など柔軟な働き方も整っています。
こうした環境で「食で健康を届ける」というビジョンに向き合いながら日々の仕事に取り組むことで、入社後にどんどん洗練されていく社員が多いのは自然なことです。
まとめ
カゴメの採用基準は「食べることが好きな人」「チャレンジして踏ん張れる人」であり、能力ベースの選考を実施しています。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
売上収益2,943億円・営業利益226億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、「ワイガヤ」文化と充実した育成制度が人を洗練させる環境があるからです。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- カゴメ株式会社 2025年12月期決算(IRBANK確認、2026年4月確認)
- カゴメ株式会社 有価証券報告書(2024年12月期)
- カゴメ公式サイト 会社概要(2026年4月確認)
- カゴメ公式サイト「数字で見るカゴメ」(2026年4月確認)
- カゴメ公式採用ページ「人材育成・働く環境」(2026年4月確認)
- カゴメ公式採用ページ 新卒採用詳細・キャリア登録制度(2026年4月確認)
- カゴメ 社員インタビュー「カゴメの人」(2026年4月確認)

