日本政策投資銀行(DBJ)は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。DBJの場合、経常収益3,920億円(2025年3月期)を誇る日本最大規模の政府系金融機関であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事ではDBJの採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — DBJの採用基準
結論から言えば、日本政策投資銀行の採用基準は能力ベースです。公式採用サイトで掲げている求める人物像は「社会・産業への使命感を持ち、経営人材への成長が期待できる人材」であり、面談(面接)を最も重視する「人物本位」の選考を行っています。
顔採用と言われる理由
DBJが「顔採用」と検索される背景には、いくつかの構造的な理由があります。政府系金融機関として社会的な注目度が高いこと、従業員約1,280名と少数精鋭であるがゆえに一人ひとりの存在感が大きいこと、そして「人物本位」の選考を掲げていることが重なり、「優秀で洗練された社員が多い」という印象が広がっています。
実際に、公式採用サイトでは総合職10名・業務職5名の社員インタビューが公開されており、キャリアパスや仕事のやりがいについて語られています。容姿ではなく、仕事への使命感や専門性の高さが伝わる内容です。
日本政策投資銀行 社員インタビュー(新卒採用サイト「人と仕事」)
選考で見られているポイント
新卒採用の選考フローはマイページ登録→エントリーシート提出・適性検査受検→複数回の面談→内定が基本です。募集職種は総合職・業務職の2職種で、いずれも面談を最も重視する選考が実施されています。
- 新卒採用ページ:日本政策投資銀行 新卒採用
- キャリア採用:日本政策投資銀行 キャリア採用
- ポテンシャル採用(第2新卒):日本政策投資銀行 ポテンシャル採用
特に総合職では「目まぐるしく変わる社会に、何が必要か」という正解のない問いに誠実に向き合える人材が求められています。初任給は大卒月給300,000円・大学院了月給320,000円で、2025年入行実績は総合職47名・業務職33名です。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:株式会社日本政策投資銀行(Development Bank of Japan Inc.)
- 設立:2008年(前身の旧日本開発銀行は1951年設立)
- 本社:東京都千代田区大手町
- 資本金:1兆4億24百万円(全額政府出資)
- 経常収益:3,920億円(2025年3月期、出典:DBJ 2025年3月期決算)
- 経常利益:1,133億円(同期、出典:DBJ 2025年3月期決算)
- 当期純利益:837億円(同期、前期比 -18.85%)
- 総資産:21兆5,493億円(2025年3月期)
- 従業員数:単体1,280名 / 連結1,901名(2025年3月時点、出典:DBJ公式サイト・有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年齢:36.7歳(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年収:1,135万円(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
DBJは日本の政府系金融機関の中で最大規模の投融資機関であり、出資(エクイティ)と融資(デット)を一体的に行う「投融資一体型」の金融サービスを提供しています。メザニンファイナンスやM&Aアドバイザリーなど多様な金融手法を活用し、経済価値と社会価値の両立を追求している点が特徴です。
また、大規模災害や経済危機時の「危機対応業務」を法的に担う唯一の政策金融機関でもあります。東日本大震災やコロナ禍での緊急融資実績があり、社会インフラとしての役割を果たしています。発行体格付はA1(Moody’s)、AA+(R&I)、AAA(JCR)と極めて高い信用力を持っています。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
経常収益3,920億円・経常利益1,133億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。政府系金融機関ならではの充実した人材育成環境が、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
DBJは「経済価値と社会価値の両立」を追求する文化が根付いており、案件の社会的意義を徹底的に考え抜く姿勢が求められます。従業員約1,280名と政府系金融機関としては比較的少人数のため、「顔が見える」関係性と部署横断のチームプレーが特徴です。
入行後の研修制度は極めて充実しています。初年度の約50%が研修に充てられ、会計・財務分析研修、法律研修、英語研修、ファイナンス研修、財務モデリング研修など体系的なプログラムが用意されています。さらに海外大学院留学制度や、スイスIMD・英国Oxfordでの国際プログラムへの参加機会もあります。
キャリア形成の面では、入行後7〜8年間は「視野を広げる期間」として位置づけられ、総合職は約2年ごとのローテーションで国内支店・海外拠点・投資部門など幅広い領域を経験します。平均年収1,135万円という待遇面も含め、プロフェッショナルとしての成長を支える環境が整っています。
こうした環境で高度な金融業務に携わることで、入社後にどんどん洗練されていく社員が多いのは自然なことです。社会課題の解決に真剣に向き合い、国内外で取引先と対話を重ねる中で、自然と立ち居振る舞いやプレゼンテーション力が磨かれていきます。
まとめ
日本政策投資銀行(DBJ)の採用基準は「人物本位」であり、面談を最も重視した能力ベースの選考を実施しています。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
経常収益3,920億円・経常利益1,133億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、初年度50%が研修に充てられる充実した育成環境と、社会課題の解決に向き合うプロフェッショナルな企業文化の結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 株式会社日本政策投資銀行 2025年3月期決算(2025年発表)
- 株式会社日本政策投資銀行 有価証券報告書(2025年3月期)
- 日本政策投資銀行公式サイト 会社概要(2026年4月確認)
- 日本政策投資銀行公式採用サイト(2026年4月確認)
- 日本政策投資銀行 社員インタビュー「人と仕事」(2026年4月確認)

