東京エレクトロンは顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。東京エレクトロンの場合、売上高2兆4,315億円を誇る半導体製造装置の国内トップ企業であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事では東京エレクトロンの採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — 東京エレクトロンの採用基準
結論から言えば、東京エレクトロンの採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は技術への「探究心」と社会貢献への熱意であり、失敗を恐れず挑戦する姿勢が選考の中心に置かれています。
顔採用と言われる理由
東京エレクトロンが「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。半導体製造装置で世界シェア第3位という圧倒的なブランド力があること、平均年収1,354万円という高待遇が注目を集めること、そして採用サイトで社員インタビューや動画コンテンツを積極的に公開していることが重なり、「社員が魅力的に見える」という印象が広がっています。
実際に、公式の採用サイトでは10職種にわたる社員インタビューが掲載されています。容姿ではなく、技術への情熱やキャリアパスの充実が伝わる内容です。さらに、会社紹介動画やCEOメッセージ、QuizKnockとのコラボ動画なども公開されており、企業の魅力発信に力を入れていることがわかります。
選考で見られているポイント
新卒の選考フローはエントリー→説明会参加(必須)→書類提出→SPI→面接複数回→内々定が基本です。エントリーシートは不要で、説明会への参加が選考参加の条件となっています。中途の場合は書類選考→面接2〜3回→内定の流れです。
- 新卒採用ページ:東京エレクトロン 新卒採用サイト
- 中途採用ページ:東京エレクトロン 中途採用サイト
全学部・全学科が対象とされている点も特徴的です。人物重視の採用方針を明確に打ち出しており、専門分野を問わず挑戦できる門戸の広さがあります。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:東京エレクトロン株式会社(東証プライム上場・証券コード8035)
- 設立:1963年
- 本社:東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー 38F
- 売上高:2兆4,315億円(2025年3月期、前期比+32.8%、過去最高。出典:東京エレクトロン 2025年3月期 決算短信〔日本基準・連結〕)
- 営業利益:6,973億円(同期、前期比+52.8%、過去最高)
- 従業員数:単体2,224名 / 連結19,573名(2025年3月末時点、出典:東京エレクトロン 2025年3月期 有価証券報告書)
- 平均年齢:43.5歳(出典:同上)
- 平均年収:1,354万円(提出会社単体ベース、出典:同上)
東京エレクトロンは半導体製造装置で世界シェア第3位(15.25%)を誇り、国内半導体製造装置メーカーでは首位に立つ企業です(出典:deallab 半導体製造装置業界の世界市場シェア 2024年データ)。特に、コータ/デベロッパ(塗布・現像装置)では世界シェア約90%を握り、EUV露光用ではほぼ100%のシェアを確立しています。
事業の特徴として、半導体製造の4キープロセス(成膜・塗布/現像・エッチング・洗浄)すべてに製品群を保有している点が挙げられます。ワンストップで装置を提供できるため、前後工程の連携最適化が可能です。世界18カ国・95拠点のグローバルネットワークで主要半導体メーカーと密接に連携し、AI・先端パッケージングなど次世代半導体需要の取り込みにも注力しています。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
売上高2兆4,315億円・営業利益6,973億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
東京エレクトロンは「やる気重視経営」を根本方針とし、TEL Values(誇り・チャレンジ・オーナーシップ・チームワーク・自覚)を行動規範としています。社長にも「さん」付けで呼べるフラットな組織文化が特徴で、離職率2.5%・定着率98.9%という数字がその働きやすさを裏付けています(出典:東京エレクトロン サステナビリティレポート)。
人材育成面では、2007年に設立されたTEL UNIVERSITYが社内共通教育機関として機能しています。LinkedIn Learning、Workday Learning、グローバルコミュニケーション研修、ビジネススキル研修、テクニカルトレーニングなど多様なプログラムが用意されており、2024年度の研修投資は8.7億円(一人あたり44,330円、年間22.1時間)に達しています(出典:東京エレクトロン サステナビリティレポート 2024年度)。新入社員が機関投資家視点を学ぶIR研修という独自の制度もあります。
キャリア制度では、2017年に導入されたGTC(ジョブ型人事制度)により、年齢・滞留年数の要件なしで成果と能力に応じたキャリアアップが可能です。さらにTCL(Technical Career Ladder)で専門職キャリアパスも確立されており、マネジメント以外の道でもキャリアを伸ばせます。今後5年で10,000名の採用計画(中途比率60.8%)を掲げるなど、成長の勢いも止まりません。
こうした環境で世界トップクラスの半導体技術に向き合うことで、入社後にどんどん洗練されていく社員が多いのは自然なことです。グローバルに活躍するフィールドの中で、技術力はもちろんコミュニケーション力やプレゼンテーション力が磨かれていきます。
まとめ
東京エレクトロンの採用基準は「探究心」「社会貢献への熱意」「挑戦する姿勢」であり、顔で採用しているわけではありません。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
売上高2兆4,315億円・営業利益6,973億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、やる気重視経営とフラットな企業文化、そしてTEL UNIVERSITYやジョブ型人事制度といった成長を支える仕組みの結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 東京エレクトロン株式会社 2025年3月期 決算短信〔日本基準・連結〕(2025年発表)
- 東京エレクトロン株式会社 2025年3月期 有価証券報告書
- 東京エレクトロン サステナビリティレポート 2024年度
- deallab 半導体製造装置業界の世界市場シェア(2024年データ)
- 東京エレクトロン公式サイト 会社概要・人材育成・人事制度ページ(2026年4月確認)
- 東京エレクトロン新卒採用サイト tel-special.com(2026年4月確認)
- 東京エレクトロン中途採用サイト careers-tel.jp(2026年4月確認)
- 東京エレクトロン 社員インタビュー tel-special.com/people/(2026年4月確認)
- 東京エレクトロン 採用動画ページ tel-special.com/company/movie/(2026年4月確認)

