西日本シティ銀行は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。西日本シティ銀行の場合、経常収益1,964億円(2025年3月期・西日本FH連結)を誇る九州トップクラスの地方銀行グループであり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事では西日本シティ銀行の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — 西日本シティ銀行の採用基準
結論から言えば、西日本シティ銀行の採用基準は能力ベースです。公式に掲げているのは「人物重視の採用」であり、学生時代の取り組みにおける「成果」よりも「プロセス(過程)」を重点的に評価する方針を明示しています。
顔採用と言われる理由
西日本シティ銀行が「顔採用」と検索される背景には、いくつかの構造的な理由があります。福岡を拠点とする九州最大級の地方銀行として地元での知名度が非常に高いこと、採用規模が大きく説明会や大学訪問で多くの学生と接点を持つこと、そして銀行の窓口業務という「人と接する仕事」のイメージが重なり、「社員が魅力的に見える」という印象が広がっています。
また、公式InstagramやYouTubeチャンネルで行員の働く姿や研修施設の様子が発信されていることも、注目度を高める一因です。こうした採用広報の積極性は、西日本シティ銀行に限らずどの大手企業でも共通して見られる傾向です。
公式の採用サイトでは、さまざまな部署の行員がキャリアパスや仕事のやりがいについて語るインタビューが掲載されています。容姿ではなく、仕事への姿勢や成長のストーリーが伝わる内容です。
選考で見られているポイント
選考フローはエントリーシート提出→適性検査(Webテスト)→グループディスカッション→面接(3回程度)→内定が基本です。一次面接は人事担当者、二次面接ではガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の深掘り、最終は役員面接という構成になっています。
- 新卒採用ページ:西日本シティ銀行 新卒採用
- 中途採用ページ:西日本シティ銀行 キャリア採用
特に重視されるのはチームワークとコミュニケーション能力です。全学部全学科対象・資格不問で、2026年入行予定の募集人数は266名。地方銀行としては大規模な採用を行っており、多様な人材を求めていることがうかがえます。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:株式会社西日本シティ銀行(THE NISHI-NIPPON CITY BANK, LTD.)
- 設立:1944年12月1日
- 本社:福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目1番1号
- 経常収益:1,964億円(西日本FH連結、2025年3月期、前年比+5.83%、出典:西日本FH 2025年3月期決算短信)
- 経常利益:455億37百万円(同期、前年比+27.88%、出典:同上)
- 当期純利益:309億82百万円(親会社株主帰属、前年比+31.41%、出典:同上)
- 従業員数:3,536名(2025年9月30日現在、出典:西日本シティ銀行公式サイト)
- 平均年齢:40.3歳(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年収:664万1,000円(出典:有価証券報告書 2025年3月期、西日本シティ銀行単体)
西日本シティ銀行は地方銀行グループ総資産ランキング第10位(総資産約13兆1,061億円)に位置し、福岡県内ではふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行)に次ぐ第2位の地銀グループです。九州域内169か店、全国176か店を展開し、メイン取引先数は23,826先にのぼります。海外3か所の駐在員事務所を持ち、国内外9行と提携するなど、地方銀行の枠を超えたネットワークを構築しています。
グループとしては銀行・カード・証券に加え、ICT事業・リース事業・DX支援を含む多角的な金融サービスを提供しています。「総合力No.1の地域金融グループ」を標榜し、創業応援サロンやコワーキング施設の運営、SDGs事業支援プログラムなど、地域経済の活性化にも積極的に取り組んでいます。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
経常収益1,964億円・経常利益455億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。人材育成への手厚い投資と企業文化が、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
西日本シティ銀行は経営理念に「銀行業とはつまるところ人であり、心である」を掲げ、「人間力」の向上を人材育成の中心に据えています。その象徴が地銀トップクラスの育成施設「ココロ館」です。300人収容の大ホール、模擬店舗、PC・端末研修室、学習室、図書室を完備し、研修施設・独身寮・体育館・文化関連施設を兼ね備えた複合施設として、入行後の成長を全面的にバックアップしています。
新入行員にはバディ制度とコーチ制度の2人体制でサポートがつきます。バディ(年齢の近い先輩)が社会人の基礎知識を、コーチ(同一係の経験豊富な先輩)が業務面を指導する仕組みです。さらに入行後2年間は「マスタープラン」と呼ばれるOJT・研修・トレーニー・自己啓発を組み合わせた育成計画が敷かれ、融資基礎トレーニーや個人営業トレーニーを通じて実務経験を積む機会も用意されています。
キャリア形成の面では、年1回希望部門への異動に手を挙げられるフリーエージェント制度や行内インターンシップ制度があり、自らキャリアを切り拓く環境が整っています。戦略人財育成としてコンサルティング人財・DX人財・企画人財・専門人財の4カテゴリが設定され、DX人財はコア人財636名・スペシャリスト58名(2025年3月末時点)を擁するなど、デジタル分野の人材育成にも注力しています。九州大学ビジネススクール等への外部派遣研修も実施されています。
2024年にはビジネスカジュアルを導入(本部:2024年5月〜、営業店:2024年10月〜)し、3年連続で平均5.0%程度の賃金引き上げを実施するなど、働きやすさの面でも変化を続けています。こうした手厚い育成環境と変革の中で日々の仕事に向き合うことで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく行員が多いのは自然なことです。
まとめ
西日本シティ銀行の採用基準は「人物重視」であり、学生時代の取り組みのプロセスを重点的に評価する能力ベースの選考を実施しています。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
経常利益455億円・当期純利益309億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、「人間力」を重視する企業文化と育成施設「ココロ館」を中心とした充実の研修環境の結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。

