モスバーガーは顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。モスバーガーの場合、売上高961億円を誇るハンバーガーチェーン国内第2位の企業であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事ではモスバーガー(モスフードサービス)の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — モスバーガーの採用基準
結論から言えば、モスバーガーの採用基準は能力ベースです。公式採用サイトでは「仕事にこだわり、いきいきとした人生を始めませんか。そして、周囲によりよい影響を与えられる人を目指しませんか」というメッセージを掲げており、学歴よりも人柄を重視する選考姿勢が打ち出されています。
顔採用と言われる理由
モスバーガーが「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。全国に店舗を展開するハンバーガーチェーンとして知名度が高く、店舗スタッフが日常的に接客の最前線に立っていること。さらに「注文を受けてからつくる」こだわりの接客スタイルが、スタッフ一人ひとりの印象を強く残しやすい環境をつくっています。
加えて、モスバーガーはダイバーシティ推進の方針のもと、主婦・学生・シニア・外国人・障がい者など多様な人材が活躍する職場づくりを進めています。清潔感のある店舗運営と丁寧な接客が企業全体のイメージを高めており、「スタッフが魅力的に見える」という印象が広がっている面があります。
選考で見られているポイント
新卒採用の選考フローは、ES提出→1次面接(個人)→2次面接(個人)→最終面接(個人)→内定が基本です。全ての面接が個人面接形式で行われ、終始和やかな雰囲気で進むとの報告があります(出典:就活会議 本選考体験記、2025年時点)。
選考では自己分析の徹底が求められ、自分自身のことをしっかり語れるかどうかが重要視されています。入社後は数年間の店舗勤務が前提となるため、接客業の経験や食への関心もアピールポイントになります。
- 新卒採用ページ:モスフードサービス 新卒採用情報
- 中途採用ページ:モスフードサービス 中途採用情報
- 企業サイト採用情報:モスフードサービス 採用情報
採用サイトでは、さまざまな職種の社員がキャリアや仕事のやりがいについて語るインタビューが掲載されています。仕事内容やキャリアパスの解像度を上げたい方は以下をご覧ください。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:株式会社モスフードサービス(東証プライム上場・証券コード8153)
- 設立:1972年
- 本社:東京都品川区大崎
- 売上高:961億8,500万円(2025年3月期、前期比3.4%増、出典:モスフードサービス 2025年3月期決算短信)
- 営業利益:52億2,300万円(同期、前期比24.8%増)
- 経常利益:55億6,900万円(同期、前期比26.8%増)
- 従業員数:単体503名 / 連結1,362名(2025年3月時点、出典:モスフードサービス有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年齢:41.7歳(単体、出典:同上)
- 平均年収:約665万円(出典:同上)
モスバーガーはハンバーガーチェーン業界で国内第2位のポジションにあり、日本マクドナルドに次ぐ規模を誇ります。「注文を受けてからつくる」アフターオーダー方式と国産野菜へのこだわりで、品質重視のポジショニングを確立しています。
国内モスバーガー事業の売上高は766億2,600万円(前期比4.4%増)と堅調に推移。さらに台湾・シンガポール・タイなどアジアを中心とした海外事業、モバイルオーダーやデリバリー・テイクアウト専門店の展開など、消費の多様化への対応も進めています。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
売上高961億円・営業利益52億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
モスフードサービスは「心のやすらぎ」「ほのぼのとした暖かさ」をお届けすることを基本理念としています。社名の「MOS」はMountain(山のように気高く堂々と)、Ocean(海のように深く広い心で)、Sun(太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って)の頭文字であり、社員一人ひとりの人間的な成長を大切にする姿勢がうかがえます。
入社後は約3カ月間の導入研修があり、社会人意識づくり・ビジネスマナー習得から始まり、会社理解を深めたうえで店舗勤務に必要な知識を身につけます。「モスアカデミー」をはじめとする教育・研修制度が整備されており、自主的な学びを支援する体制が充実しています。
早い方で入社3年目の春に店長昇格というキャリアモデルも用意されています。店舗勤務を軸としつつ、本社の経営企画・マーケティング・商品開発・海外事業など異なる部署への異動も可能です。さらに「社員独立制度」により、加盟店オーナーとして独立するキャリアパスも開かれています。
こうした環境で日々の仕事に向き合うことで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく社員が多いのは自然なことです。食を大切にする穏やかで温かみのある社風の中で、接客力やマネジメント力が磨かれていきます。
まとめ
モスバーガーの採用基準は「人柄重視」であり、自己分析を徹底し自分自身のことを語れる人材を求めています。顔で採用しているわけではありません。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
売上高961億円・営業利益52億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、食を大切にする穏やかな社風と充実した研修制度が人を育てる環境の結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 株式会社モスフードサービス 2025年3月期 決算短信(2025年5月発表)
- 株式会社モスフードサービス 有価証券報告書(2025年3月期)
- モスフードサービス公式サイト 会社概要(2026年4月確認)
- モスフードサービス公式採用サイト mos-recruit.jp(2026年4月確認)
- モスフードサービス 社員インタビュー「モスの仕事」(2026年4月確認)
- 就活会議 本選考体験記(2025年時点)

