ファンケルは顔採用?売上高1,108億円企業の採用基準を解説

ファンケルは顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。ファンケルの場合、売上高1,108億円を誇る国内無添加化粧品のリーディングカンパニーであり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。

この記事ではファンケルの採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。

本当に顔採用なのか — ファンケルの採用基準

結論から言えば、ファンケルの採用基準は能力ベースです。公式の新卒採用サイトで掲げている求める人物像は「常にポジティブに挑戦・行動ができる人」であり、自立した判断力と多様性への柔軟さが選考の中心に置かれています。

顔採用と言われる理由

ファンケルが「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。無添加化粧品のパイオニアとして美容業界で高い知名度を持つこと、直営店舗でお客様と直接接する販売職の存在感が大きいこと、そして「美」に関わる事業イメージが重なり、「社員が魅力的に見える」という印象が広がっています。

実際には、化粧品メーカーだからこそ商品知識やカウンセリング力が求められる仕事であり、見た目ではなく接客スキルや専門知識が選考で問われています。公式サイトでは、さまざまな職種のスタッフインタビューが公開されており、仕事への情熱やキャリアパスが語られています。

ファンケル スタッフインタビューバックナンバー

選考で見られているポイント

総合職の選考フローはES提出→Webテスト→1次面接→最終面接→内定が基本です。インターン経由の場合はリクルーター面談・人事面談を経て選考に進むルートもあります。採用職種は総合職、研究職、生産技術・生産管理職、エリア限定販売職と幅広く、それぞれの専門性に応じた選考が実施されています。

特に重視されているのは「自立していて素早く決断を下せる人」という点です。多様性を受け入れ変化に柔軟に対応できる人材が求められており、容姿ではなく主体性と行動力が選考基準の軸になっています。

採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容

採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。

  • 正式社名:株式会社ファンケル(東証プライム上場・証券コード4921)※2024年9月にキリンホールディングスによるTOBが成立し連結子会社化
  • 設立:1981年
  • 本社:神奈川県横浜市中区山下町
  • 売上高:1,108億8,100万円(2024年3月期、前期比7.0%増。出典:ファンケル 2024年3月期 決算短信〔日本基準〕連結)
  • 営業利益:125億7,000万円(同期、前期比60.3%増。出典:同上)
  • 経常利益:129億4,000万円(同期、前期比51.2%増。出典:同上)
  • 従業員数:920名(契約社員・パート除く。出典:公式サイト会社概要、2026年1月1日現在)
  • 平均年齢:41.4歳(出典:有価証券報告書 2024年3月期)
  • 平均年収:647万円(出典:有価証券報告書 2024年3月期)

ファンケルは「無添加化粧品」のパイオニアとして、防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を一切使わない製品開発を創業以来貫いています。化粧品事業(ファンケル・アテニアブランド)と栄養補助食品事業(カロリミット・えんきん等)の二本柱で安定収益を確保しています。

自社研究所・自社工場による一貫した研究開発・製造体制を持ち、品質管理を徹底している点も強みです。2024年9月にはキリンホールディングスの連結子会社となり、ヘルスサイエンス領域でのグローバル展開を加速させています。営業利益は前期比60.3%増と大幅な増益を記録しており、事業の成長力は確かです。

業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。

これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか

売上高1,108億円・営業利益125億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。

社風・企業文化が人を磨く

ファンケルは創業理念として「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」を掲げ、お客様に喜ばれる商品・サービスの提供に徹する社風で知られています。入社時には美容基礎研修からスタートし、自社研修センター「ファンケル大学」での6日間の宿泊研修が用意されています。配属後もOJT研修や階層別研修を通じて、継続的なスキルアップが図られています。

キャリアパスも明確に整備されており、店舗スタッフから店長→SV→研修トレーナーへの昇進パスがあります。また、10年で3部署を回るジョブローテーション制度によりジェネラリストとスペシャリストの両立を目指す体制が整えられています。日本化粧品検定やNRサプリメントアドバイザーなどの資格取得費用を会社が負担する資格助成制度もあります。

こうした環境で美容や健康の専門知識を磨きながら接客力を高めていくことで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく社員が多いのは自然なことです。化粧品メーカーならではの美容研修を受け、お客様と日々向き合う中で、立ち居振る舞いやコミュニケーション力が磨かれていきます。

まとめ

ファンケルの採用基準は「常にポジティブに挑戦・行動ができる人」「自立していて素早く決断を下せる人」であり、顔で採用しているわけではありません。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。

売上高1,108億円・営業利益125億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、「不の解消」を掲げる企業文化と美容・健康の専門研修が人を洗練させる結果です。

見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。

※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。


出典一覧

  • 株式会社ファンケル 2024年3月期 決算短信〔日本基準〕連結
  • 株式会社ファンケル 有価証券報告書(2024年3月期)
  • ファンケル公式サイト 会社概要(2026年1月1日現在)
  • ファンケル新卒採用サイト(2026年4月確認)
  • ファンケル中途採用サイト 福利厚生/研修制度ページ(2026年4月確認)
  • ファンケル スタッフインタビューバックナンバー(2026年4月確認)

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