東急は顔採用?充実した成長環境の企業が求める人材

東急は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。東急の場合、営業収益1兆549億円(2025年3月期)を誇る私鉄大手の総合生活産業グループであり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。

この記事では東急の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。

本当に顔採用なのか — 東急の採用基準

結論から言えば、東急の採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は「TOKYU VALUE」を基盤とした考え方であり、入社意欲やキャリアプランの明確さ、信念を持って周囲を巻き込む力が選考の中心に置かれています。

顔採用と言われる理由

東急が「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。渋谷を拠点とした大規模都市開発を主導する企業として注目度が高いこと、鉄道・不動産・ホテルなど生活に密着した事業を展開しており人の目に触れる機会が多いこと、そして採用広報でコミュニケーション力の高い社員が前面に出ることが重なり、「社員が魅力的に見える」という印象が広がっています。

実際に、公式の新卒採用サイトでは社員それぞれのキャリアストーリーや多様なまちづくりプロジェクトの対談が公開されています。容姿ではなく、仕事への情熱やまちづくりにかける想いが伝わる内容です。

東急 社員ストーリー(キャリアストーリー)

選考で見られているポイント

選考フローはエントリー→会社説明会(社員との交流あり)→エントリーシート提出→複数回の面接→内定が基本です。会社説明会では東急グループが目指す都市開発・まちづくりの方向性について理解を深めることができます。

特に面接では人柄や協調性を確認する質問が多い傾向にあります。顧客に寄り添い、先を見通して物事を考えられる人材が求められており、信念を持って自然と周囲の人を巻き込んでいける力が重視されています。

採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容

採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。

  • 正式社名:東急株式会社(TOKYU CORPORATION)
  • 設立:1922年(大正11年)
  • 本社:東京都渋谷区南平台町
  • 営業収益:1兆549億円(2025年3月期、出典:東急株式会社 業績ハイライト 2025年3月期)
  • 営業利益:1,034億円(同期、出典:同上)
  • 当期純利益:796億円(親会社株主帰属、同期、出典:同上)
  • 従業員数:単体1,537名/連結24,054名(2025年3月31日現在、出典:東急株式会社 会社概要ページ)
  • 平均年齢:42.5歳(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
  • 平均年収:約883万円(出典:有価証券報告書 2025年3月期)

東急は私鉄大手16社の一角であり、不動産事業・交通事業・生活サービス事業を3本柱とする総合生活産業グループです。渋谷駅周辺の大規模再開発(渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ等)を主導し、「エンタテイメントシティSHIBUYA」を推進しています。

東急電鉄(東横線・田園都市線等)を基盤に沿線の生活インフラを一体的に開発する「街づくり」モデルが強みです。ホテル・リゾート事業や生活サービス事業(東急ストア等)も展開し、生活のあらゆる接点を網羅する総合力が差別化要因となっています。

業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。

これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか

営業収益1兆549億円・営業利益1,034億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。

社風・企業文化が人を磨く

東急は「東急バリュー」を行動規範とし、「高い志を持ち、自ら考え、主体的にやり抜く」人材を育成する文化があります。自由で開放的な雰囲気で、フランクなコミュニケーションが特徴とされています。「美しい時代へ」をグループスローガンとし、沿線のまちづくりを通じた社会貢献を重視する風土が根付いています。

研修制度も充実しています。階層別研修(新入社員研修、入社3年目研修、新任マネージャー研修等)に加え、自ら手を挙げて参加できる公募型研修や資格取得奨励制度が整備されています。厚生労働省「キャリア形成・リスキリング推進事業」に取り組み事例として掲載されるなど、人材育成の取り組みは外部からも高く評価されています。

さらに、社内公募制度や社内複業制度により、本業とは別に他部門の業務に関わることも可能です。不動産・交通・ホテル・生活サービスなど多角的な事業を展開しているため、ジョブローテーションを通じて幅広いビジネス経験を積むことができます。部門間の異動も比較的活発で、多様な事業経験が社員を磨いています。

こうした環境で日々の仕事に向き合うことで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく社員が多いのは自然なことです。渋谷という最先端のまちづくりの現場で、住民・テナント・行政など多様なステークホルダーと対面する中で、自然と立ち居振る舞いやコミュニケーション力が磨かれていきます。

まとめ

東急の採用基準は「TOKYU VALUE」に基づく能力ベースの選考であり、顔で採用しているわけではありません。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。

営業収益1兆549億円・営業利益1,034億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、まちづくりを通じて多様なステークホルダーと向き合う企業文化と充実した成長環境の結果です。

見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。

※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。


出典一覧

  • 東急株式会社 業績ハイライト 2025年3月期
  • 東急株式会社 有価証券報告書(2025年3月期)
  • 東急株式会社 会社概要ページ(2026年4月確認)
  • 東急株式会社 新卒採用サイト(2026年4月確認)
  • 東急株式会社 キャリア採用ページ(2026年4月確認)
  • 厚生労働省 キャリア形成・リスキリング推進事業ページ(2026年4月確認)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)