ビームスは顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。ビームスの場合、売上高914億円(2025年2月期)を誇る国内セレクトショップの草分け的存在であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事ではビームスの採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — ビームスの採用基準
結論から言えば、ビームスの採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は「夢中になる力」「多様性を認める力」「自己革新できる感性」の3つであり、ファッションへの情熱と柔軟な感性が選考の中心に置かれています。
顔採用と言われる理由
ビームスが「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。日本のセレクトショップの先駆者として高いブランド認知度を持つこと、ショップスタッフが日常的に店頭で接客しお客さまの目に触れる機会が多いこと、そしてスタッフ個人がSNSで情報発信を行っていることが重なり、「社員がおしゃれで魅力的に見える」という印象が広がっています。
実際に、公式採用ページでは社員インタビューが公開されており、さまざまな部署で活躍するスタッフがキャリアパスや仕事のやりがいについて語っています。容姿ではなく、ファッションへの情熱や仕事に対する姿勢が伝わる内容です。
BEAMS 社員インタビュー(ショップスタッフ)
BEAMS 社員インタビュー(人材開発部)
選考で見られているポイント
選考フローはES提出→一次面接→二次面接→三次面接(最終)→内定が基本です。2027年度の新卒採用予定人数は26〜30名と少数精鋭の採用を行っています。
- 新卒採用ページ:ビームス 新卒採用 募集要項
- 中途採用:ビームス 中途採用情報
- 採用トップページ:ビームス 採用情報
特に重視されているのは、好きなことに本気で夢中になれる力です。公式採用ページでは「努力は夢中に勝てない」が合言葉として掲げられており、ファッションやカルチャーへの深い関心と、それを仕事に結びつける主体性が問われます。中途採用比率は2024年度36.3%、2023年度69.3%と、経験者採用にも積極的です(出典:BEAMS採用ページ)。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:株式会社ビームス
- 設立:1976年2月1日
- 本社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング3-7F
- 売上高:914億円(2024年度実績・2025年2月期、出典:マイナビ2027 会社概要)
- 営業利益:非上場のため非公開
- 従業員数:1,850名(2025年12月現在、出典:マイナビ2027 会社概要)
- 資本金:2,000万円(出典:マイナビ2027 会社概要)
- 店舗数:国内154店舗・海外22店舗(2025年12月現在、出典:マイナビ2027 会社概要)
- 平均年齢:非上場のため公式データは非公開(参考:口コミサイトでは平均約31〜32歳との情報あり)
- 平均年収:非上場のため公式データは非公開(参考:口コミサイトでは平均約390〜432万円との情報あり。出典:エン カイシャの評判・転職会議 2025年時点の口コミ集計)
ビームスは1976年創業の日本初のセレクトショップとして知られ、ユナイテッドアローズ・シップスと並ぶ「セレクトショップ御三家」の一角を占めています(出典:WWDJAPAN、各メディア報道)。ファッションに留まらず、カフェ・雑貨・インテリア・レコードなど多角的にカルチャーを発信しており、BEAMS、BEAMS PLUS、Ray BEAMS、Demi-Luxe BEAMSなど複数のレーベルを展開しています(出典:BEAMS公式サイト)。
海外展開にも積極的で、ロンドン・パリ・ミラノ・ニューヨークに拠点を持ちグローバルに事業を推進しています(出典:マイナビ2027 会社概要)。非上場企業のため営業利益などの詳細な財務データは公開されていませんが、売上高914億円という数字は国内アパレル業界でもトップクラスの規模です。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
売上高914億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。セレクトショップならではの企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
ビームスには「遊びから仕事へ活かせ」という独自の企業風土があります。好きなことへの情熱を仕事に結びつける文化が根付いており、服好き・ファッション好きな社員が多く、個性を大切にし前に出ることが好きな人を応援する風土です(出典:OpenWork 組織体制・企業文化)。
新入社員研修は入社後3年間にわたり定期的に実施され、1年目はビームスのビジョンや風土文化への共感を促す内容が中心です。配属後約3ヶ月間はトレーナー・トレーニー制度で先輩社員がマンツーマンでサポートします。新任店長を対象としたショップマネージャー研修や、キャリアの可能性を広げる他部署体験研修など、段階的な育成プログラムが整備されています(出典:就活会議 口コミ、BEAMS採用ページ WORK STYLE)。
新卒入社は基本的に販売職からスタートし、販売経験を経てMD・バイヤー・プレス・EC・企画・管理部門など多様なキャリアパスが開かれています。半年に1度の異動希望提出制度や部署異動の公募制度があり、離職率は約3%と非常に低い水準を維持しています(出典:Business Insider Japan「人が辞めない!ビームス、離職率3%の衝撃」)。
こうした環境で日々ファッションやカルチャーの最前線に立ち続けることで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく社員が多いのは自然なことです。店頭での接客やSNSでの情報発信を通じて、自然とセンスや立ち居振る舞いが磨かれていきます。
まとめ
ビームスの採用基準は「夢中になる力」「多様性を認める力」「自己革新できる感性」であり、顔で採用しているわけではありません。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
売上高914億円・国内154店舗が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、「遊びから仕事へ活かせ」という企業文化と、ファッション・カルチャーの最前線に立ち続ける成長環境の結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 株式会社ビームス 会社概要(出典:マイナビ2027、2026年4月確認)
- BEAMS公式サイト(2026年4月確認)
- BEAMS公式採用ページ(2026年4月確認)
- BEAMS 社員インタビュー PEOPLE at BEAMS(2026年4月確認)
- Business Insider Japan「人が辞めない!ビームス、離職率3%の衝撃」
- OpenWork 組織体制・企業文化(2026年4月確認)
- 就活会議 口コミ(2026年4月確認)
- エン カイシャの評判・転職会議(2025年時点の口コミ集計)
- WWDJAPAN 各メディア報道

