双日は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。双日の場合、売上収益2兆5,097億円(2025年3月期)を誇る七大商社の一角であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事では双日の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — 双日の採用基準
結論から言えば、双日の採用基準は能力ベースです。公式に掲げている採用コンセプトは「双(とも)に、物語を創ろう。」であり、多様なバックグラウンドを持つ人材と共に新しい価値を生み出す姿勢が選考の中心に置かれています。
顔採用と言われる理由
双日が「顔採用」と検索される背景には、いくつかの構造的な理由があります。七大商社の一角として就活市場での注目度が高いこと、採用広報で若手社員が積極的にメディアやイベントに登場すること、そしてインテンシブプログラムなど独自の選考体験が就活生の間で話題になりやすいことが重なり、「社員が魅力的に見える」という印象が広がっています。
実際に、公式YouTubeチャンネルでは「Sojitz Stories」と題した社員密着動画シリーズが公開されています。容姿ではなく、グローバルなビジネスの最前線で活躍する社員のキャリアや仕事への熱量が伝わる内容です。
選考で見られているポイント
双日の新卒採用には大きく2つの選考ルートがあります。総合職では「インテンシブプログラム選考」が特徴的で、総合コースでは複数日にわたるプログラム(前半:働く目的の探求、後半:事業体験)を経て面接・内定へ進みます。本部コースでは事業理解および業務体験プログラムを経た選考が実施されています。事務職は書類選考→面接選考→内定、中途採用は書類選考→適性検査→面接(複数回)→内定が基本フローです。
求める人物像として掲げられているのは、文化やバックグラウンドの異なる相手と協働できる人材、既存の枠にとらわれず発想しチャレンジできる人物、アイデアの事業化・拡大まで粘り強くやり切ることができる人物です。国内外問わず多様な人を巻き込んで仕事を進める力が重視されています。
採用ページでは、さまざまな事業本部で活躍する社員のインタビューが公開されています。仕事内容やキャリアパスの解像度を上げたい方は以下をご覧ください。
双日 新卒採用 社員紹介
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:双日株式会社(Sojitz Corporation)
- 設立:2003年(ニチメン・日商岩井の統合により誕生。2004年に双日株式会社として発足)
- 本社:東京都千代田区内幸町
- 資本金:1,603億円
- 売上収益:2兆5,097億円(IFRS、2025年3月期、出典:双日 2025年3月期 決算短信)
- 当期利益(親会社帰属):1,106億円(同期、出典:双日 2025年3月期 決算短信)
- 従業員数:単体2,564名 / 連結26,668名(2025年12月31日時点、出典:双日公式サイト 会社概要)
- 平均年齢:41.0歳(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年収:1,274万円(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
双日は七大商社の一角であり、日商岩井とニチメンの合併により誕生した総合商社です。自動車、航空・交通インフラ、エネルギー・総合インフラ、金属・資源・リサイクル、化学、生活産業・アグリビジネス、リテール・コンシューマーサービスの7本部体制で多角的に事業を展開しています。
海外81拠点、連結対象会社539社(国内138社・海外401社)を擁するグローバルネットワークは、多様な人材が世界規模で活躍できるフィールドの広さを物語っています。中期経営計画のもとで事業ポートフォリオの入替えとバリューアップを推進し、成長領域への経営資源シフトを加速させています。2026年3月期の通期見通しでは当期利益1,150億円を掲げており、着実な成長軌道にあります。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
売上収益2兆5,097億円・当期利益1,106億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。総合商社ならではの人材育成環境が、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
双日は「挑戦心」「思考の柔軟性」「風通しの良さ」を重視する企業文化で知られています。失敗から学び成長するという育成スタンスのもと、若手にもチャレンジの機会を積極的に提供しています。「多様性を競争力に」をテーマに、ジェンダー・国籍・キャリアバックグラウンドの多様な人材が活躍できる環境整備を推進しています。
研修制度は「必修研修」と「プロフェッショナル研修」の2本柱で構成されています。プロフェッショナル研修では「スキル」「マインド」の両面から鍛錬し、宿泊型研修を通じて人間力の強化を図ります。また、人材KPIを設定して半期ごとに経営会議・取締役会へ進捗報告するなど、人材育成を経営課題として位置づけている点も特徴的です。
2024年4月には新人事制度を導入し、各人に求める役割とそれに見合った報酬を見直すことで早期登用も可能になりました。さらに「双日プロフェッショナルシェア」として70歳定年・副業および起業が可能な新たなキャリアパスも提供しています。グローバルなビジネスの最前線で国内外の取引先と対面する仕事の性質上、入社後にコミュニケーション力や立ち居振る舞いが磨かれていくのは自然なことです。
まとめ
双日の採用基準は「文化やバックグラウンドの異なる相手と協働できる人材」であり、能力ベースの選考を実施しています。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
売上収益2兆5,097億円・当期利益1,106億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、挑戦心と多様性を重視する企業文化と充実した成長環境の結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 双日株式会社 2025年3月期 決算短信〔IFRS〕
- 双日株式会社 有価証券報告書(2025年3月期)
- 双日公式サイト 会社概要(2025年12月31日時点、2026年4月確認)
- 双日公式サイト 人材戦略(2026年4月確認)
- 双日公式 新卒採用情報ページ(2026年4月確認)
- 双日 キャリア採用 社員インタビュー(2026年4月確認)
- 双日公式YouTubeチャンネル「Sojitz Stories」(2026年4月確認)

