長瀬産業は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。長瀬産業の場合、売上高9,449億円を誇る化学品専門商社の国内最大手であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事では長瀬産業の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — 長瀬産業の採用基準
結論から言えば、長瀬産業の採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は「自ら考え、決断し、周りを巻き込みながら挑戦できる人材」であり、主体性とチャレンジ精神が選考の中心に置かれています。
顔採用と言われる理由
長瀬産業が「顔採用」と検索される背景には、いくつかの構造的な理由があります。1832年創業の老舗商社であり、化学品分野で国内トップという知名度の高さから、採用活動でも注目を集めやすい企業です。採用説明会やインターンシップで前面に出る社員の印象が就活生の間で話題になりやすいという構造があります。
また、商社業界全体として、コミュニケーション力が高くプレゼンテーションに長けた社員が採用広報に配置される傾向があります。つまり「社員が魅力的に見える」のは採用ブランディングの結果であり、長瀬産業に限った話ではありません。
選考で見られているポイント
新卒の選考フローはエントリー→会社説明会(WEB)→エントリーシート提出→適性検査(言語・非言語・性格診断の企業オリジナルテスト)→面接複数回→内定が基本です。中途採用では書類選考→面接複数回(部長・現場社員が担当)→内定で、選考期間は1週間〜1か月程度です。
- 新卒採用ページ:長瀬産業 新卒採用情報
- 中途採用ページ:長瀬産業 中途採用情報
特に重視されているのは、新しい付加価値を創造できる力とチャレンジ精神です。コース別採用では、これまで学んできた知識や経験を活かして働きたい人を対象としており、専門性と行動力の両方が問われます。採用ページでは社員インタビューも公開されていますので、仕事内容やキャリアパスの解像度を上げたい方は以下をご覧ください。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:長瀬産業株式会社(Nagase & Co., Ltd.)
- 設立:1917年(創業は1832年・天保3年)
- 本社:東京都千代田区大手町(東京本社)/大阪市西区新町(大阪本社・本店)
- 売上高:9,449億6,100万円(2025年3月期、連結、出典:長瀬産業 2025年3月期 決算短信)
- 営業利益:390億7,800万円(同期、出典:同上)
- 経常利益:383億8,200万円(同期、出典:同上)
- 当期純利益:255億2,100万円(親会社株主帰属、同期、出典:同上)
- 従業員数:単体948名 / 連結7,484名(2025年3月末時点、出典:長瀬産業公式サイト 会社概要)
- 平均年齢:41.3歳(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年収:約1,137万円(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均勤続年数:14.6年(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
長瀬産業は化学品専門商社として国内最大手のポジションにあります。化学品・合成樹脂・電子材料・化粧品・健康食品等の輸出入および国内販売を幅広く展開し、自動車、エレクトロニクス、医薬品、食品など生活を支えるほぼ全分野をカバーしています。
特筆すべきは、商社機能に加えてグループ内に研究開発・製造・加工機能を持つユニークなビジネスモデルです。1970年代から上流の研究開発と下流の製造・加工機能を強化し、商社業と製造業の両輪で差別化を図っています。30カ国117社のグループ会社によるグローバルネットワークを持ち、約7,000名のグローバル社員が在籍しています。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
売上高9,449億円・営業利益390億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
長瀬産業はウエットな(人間関係が密な)企業文化で、バイタリティに溢れ元気で良い人が多いと評されています。OJTとOff-JTを有機的に組み合わせた人材育成が基本方針であり、入社後の成長を組織全体で支える体制が整っています。
入社直後は導入研修として事業部・会社説明や関係会社工場見学、ビジネスマナー研修が実施されます。その後は指導員制度として先輩社員による2年間のマンツーマン指導が行われ、業務を通じた着実な成長をサポートしています。2年目にはフォローアップ研修も用意されており、業務の振り返りと必要知識の習得を体系的に行います。
キャリア面では、FA制度(社員自ら希望部署への異動を申請できる社内求職制度)やキャリアマッチングプログラム(部署側が空きポジションへの異動を募る社内求人制度)が整備されています。さらに6か月間の海外ビジネス実務研修では、海外現地法人での就業体験を通じて異なる価値観・商習慣の中で成果を出す力を養います。
語学学習支援として英語学習費用の会社負担補助があり、セルフイノベーションチャレンジではIT/DX、経理、語学などの資格取得にも挑戦できます。こうした環境で日々の仕事に向き合うことで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく社員が多いのは自然なことです。グローバルなビジネスの最前線で国内外の取引先と対面する仕事の性質上、自然と立ち居振る舞いやコミュニケーション力が磨かれていきます。
まとめ
長瀬産業の採用基準は「自ら考え、決断し、周りを巻き込みながら挑戦できる人材」であり、能力ベースの選考を実施しています。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
売上高9,449億円・営業利益390億円が示す通り、化学品専門商社として国内最大手の実績を持ち、その選考を通過した社員が確かな成果を出しています。社員が魅力的に見えるのは、指導員制度や海外ビジネス実務研修といった充実した育成環境と、人間関係が密な企業文化の中で入社後にさらに磨かれる結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 長瀬産業株式会社 2025年3月期 決算短信(2025年5月8日発表)
- 長瀬産業株式会社 有価証券報告書(2025年3月期)
- 長瀬産業公式サイト 会社概要(2026年4月確認)
- 長瀬産業新卒採用サイト 人財育成ページ(2026年4月確認)
- 長瀬産業公式採用ページ(2026年4月確認)
- OpenWork 長瀬産業 口コミ(2026年4月確認)

