東京海上日動は顔採用と言われることがあり、女性社員が美人と注目されることもありますが、イケメンや美人が話題になるのはどの会社でも同じこと。東京海上日動の場合、経常収益8兆4,401億円(2025年3月期)を誇る国内損害保険業界のトップ企業であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事では東京海上日動の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — 東京海上日動の採用基準
結論から言えば、東京海上日動の採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は「自ら考え、発信し、行動する、個性豊かな人材」であり、主体性とコミュニケーション力が選考の中心に置かれています。
顔採用や美人と言われる理由
東京海上日動が「顔採用」「女性社員が美人」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。日本初の保険会社として140年以上の歴史を持つ圧倒的なブランド力、損害保険業界トップという知名度の高さ、そして約16,000名を超える社員が全国で顧客対応にあたることが重なり、「社員が魅力的に見える」という印象が広がっています。
特に損害保険業界は対面での顧客対応が多い業種です。代理店営業やリスクコンサルティングなど、コミュニケーション力が求められる場面が日常的にあり、自然と身だしなみや立ち居振る舞いが洗練されていきます。女性社員が美人と話題になる背景にも、こうした職業上の特性が影響しています。
採用サイトでは、さまざまな部門の社員が仕事のやりがいやキャリアパスについて語るインタビューが公開されています。容姿ではなく、仕事への姿勢と成長の軌跡が伝わる内容です。
東京海上日動 社員インタビュー動画(TOKIO MARINE MOVIE LIBRARY)
選考で見られているポイント
新卒の選考フローはエントリー→ES提出→複数回の面接→内定が基本です。2026年4月入社向けでは、オープンコース・EDGEコース・損害サービスコース・SPEC(IT戦略・資産運用・アクチュアリー)コースなど多様な募集コースが用意されており、それぞれの専門性に応じた選考が実施されています。
具体的に重視されている資質は以下の通りです。
- 相手の立場に立って誠実に行動し、多くの人から信頼される人
- 自らの気づきや問題意識を持ち、目標を定められる人
- 困難な状況でも気概を持って主体的に行動するバイタリティのある人
- 関係者の意図を正しく理解し、周りを巻き込みながら行動できる人
- 新卒採用ページ:東京海上日動 新卒採用
- 中途採用ページ:東京海上日動 キャリア採用
リーダーシップを発揮し周囲と目標を共有して達成できること、新しい仕組みや企画を提案し実現できることも重視されています。容姿ではなく、主体性と行動力を問う選考であることが分かります。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:東京海上日動火災保険株式会社(親会社:東京海上ホールディングス、東証プライム上場・証券コード8766)
- 設立:1879年(明治12年)※日本初の保険会社
- 本社:東京都千代田区大手町二丁目6番4号 常盤橋タワー
- 経常収益:8兆4,401億円(2025年3月期、前期比+13.7%、出典:東京海上ホールディングス 2025年3月期決算短信)
- 経常利益:1兆4,600億円(同期、前期比+73.3%)
- 当期純利益:1兆552億円(親会社株主帰属、前期比+51.7%)
- 従業員数:16,304名(東京海上日動単体、2025年3月現在、出典:公式サイト会社概要)
- 平均年齢:41.7歳(東京海上ホールディングス、出典:有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年収:東京海上ホールディングス1,536万円/東京海上日動 約904万円(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
東京海上日動は国内損害保険業界トップのシェアを持ち、自動車保険・火災保険を中心に企業向けリスクコンサルティングやサイバーリスク保険など新種保険にも注力しています。海外保険事業も大きな収益柱であり、北米・欧州・アジアなどグローバルに展開。海外保険事業の経常収益は4兆3,098億円(2025年3月期)にのぼります。
正味収入保険料(国内損害保険事業)は2兆3,281億円(前期比+4.9%)と堅調に推移しており、経常利益は前期比73.3%増と大幅な増益を記録しています。日本初の保険会社としてのブランド力と、グローバル展開による収益力の両輪が強みです。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
経常収益8兆4,401億円・経常利益1兆4,600億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
東京海上日動は「自由闊達」と「チームワーク」を140年以上変わらない社風の柱としています。「自ら考え、発信し、行動する」文化が根付いており、人材の成長こそが企業成長の鍵という考え方が組織全体に浸透しています。
研修制度も充実しています。入社後約1ヶ月間の導入研修に加え、先輩社員が1年間マンツーマンで指導するサポーター制度が整備されています。海外研修ではMBA・LLMコースや駐在員育成コース、グローバル人材養成コース(1年間のトレーニー駐在)が用意され、若手のうちから国際的な視野を広げる機会が豊富です。「学びのカフェテリア」ではDX・生成AI・財務会計・MBAなど多様なテーマから自律的に学習でき、Myチャレンジ・インセンティブとして月額20,000円の学習支援金も支給されています。
2026年4月の人事制度改定で総合職に一本化され、採用地域にかかわらず全社員が国内外の幅広いフィールドでキャリアを描けるようになりました。JOBリクエスト(社内公募、2025年度は約1,300件の応募)やTIP(新規事業創出プログラム)など、自律的なキャリア形成を支える仕組みも整っています。
ダイバーシティ&インクルージョンの推進にも力を入れており、約9,000人の女性社員が自律的にキャリアを描ける環境整備に注力しています。こうした環境で日々の仕事に向き合い、顧客との対面コミュニケーションを重ねる中で、社員が自然と洗練されていくのは当然のことです。
まとめ
東京海上日動の採用基準は「自ら考え、発信し、行動する、個性豊かな人材」であり、能力ベースの選考を実施しています。女性社員が美人と話題になる背景には、対面の顧客対応が多い損害保険業界の特性と、社員を磨く充実した育成環境があります。これはどの企業でも見られる構造的な現象であり、東京海上日動に限った話ではありません。
経常収益は8兆4,401億円、経常利益は1兆4,600億円(いずれも2025年3月期)。国内損害保険業界トップの実績が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 東京海上ホールディングス 2025年3月期 決算短信(2025年5月発表)
- 東京海上ホールディングス 有価証券報告書(2025年3月期)
- 東京海上日動火災保険 公式サイト会社概要(2026年4月確認)
- 東京海上日動 公式採用サイト(2026年4月確認)
- 東京海上日動 社員紹介ページ(2026年4月確認)
- 東京海上日動 社員インタビュー動画 TOKIO MARINE MOVIE LIBRARY(2026年4月確認)

