NTT東日本は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。NTT東日本の場合、営業収益1兆7,105億円(2023年度)を誇る国内通信インフラの中核企業であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事ではNTT東日本の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — NTT東日本の採用基準
結論から言えば、NTT東日本の採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は「地域を元気にしたい」という想いを持ち、情熱と意思を持って行動できる人であり、チームワークとチャレンジ精神が選考の中心に置かれています。
顔採用と言われる理由
NTT東日本が「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。NTTグループの中核企業として知名度が高いこと、東日本エリアの通信インフラを支える社会的影響力の大きさから就活生の注目度が非常に高いこと、そして採用サイトで多くの社員インタビューが公開されていることが重なり、「社員が魅力的に見える」という印象が広がっています。
実際に、NTT東日本の採用サイトでは、コンサルティング営業・SE・エンジニアなどさまざまな職種の社員がキャリアパスや仕事のやりがいについて語るインタビューが掲載されています。容姿ではなく、仕事への情熱や社会インフラを支えるやりがいが伝わる内容です。
選考で見られているポイント
新卒採用の選考フローはプレエントリー→エントリー→ES提出・WEB適性検査→面接(複数回)→内定が基本です。コンサルティング営業・SE・エンジニアの各コースがあり、それぞれの職種に応じた適性が評価されます。
- 新卒採用ページ:NTT東日本 新卒採用
- 中途(経験者)採用:NTT東日本 経験者採用
特に新卒採用ではチームワークを大切にできる人が重視される傾向にあります。経験者採用では「常識にとらわれず、新しいことへのチャレンジを楽しめる方」「個人の専門性をチームに展開して、効果を最大化できる方」が求められており、いずれも能力・適性ベースの選考です。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:NTT東日本株式会社(旧:東日本電信電話株式会社、2025年7月商号変更)
- 設立:1999年
- 本社:東京都新宿区西新宿
- 株主:日本電信電話株式会社(NTT)100%出資
- 営業収益:1兆7,105億円(2023年度、前年比+83億円、出典:NTT東日本 2023年度決算発表 2024年5月10日)
- 営業利益:2,986億円(2023年度、前年比+132億円、12期連続増益・過去最高益更新、出典:同上)
- 当期純利益:2,069億円(2023年度、出典:同上)
- 従業員数:4,950人(2025年3月時点、出典:NTT東日本 新卒採用サイト 会社概要ページ)
- 平均年齢:41.8歳(2020年度、出典:NTT有価証券報告書。※NTT東日本は非上場のため単体の最新開示なし)
- 平均年収:約1,024万円(2023年度推計、出典:NTT有価証券報告書に基づく推計。※NTT東日本はNTT完全子会社のため単体での有価証券報告書は非公開)
NTT東日本はNTTグループの地域通信事業を担う中核企業であり、東日本エリア(北海道〜関東・甲信越)の固定通信インフラを独占的に保有・運営しています。光回線「フレッツ光」を中心とした通信インフラの圧倒的シェアに加え、法人向けICTソリューション事業(マネージドサービス、VPN、クラウド等)の成長も顕著です。
近年は中小企業・自治体向けDX支援にも注力しており、スマートシティ・教育ICT・eスポーツ等の新規領域にも展開しています。12期連続増益で過去最高益を更新し続けている実績は、事業の安定性と成長力を物語っています。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
営業収益1兆7,105億円・営業利益2,986億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
NTT東日本は「現場を大切にし、相手に寄り添う」文化が根付いており、年次や職種を問わずフラットに意見を出し合える風通しの良さが特徴です。チームで取り組む文化が強く、個人プレーよりもチームワークを重視する傾向にあります。
人材育成面では、2023年に開始した「NTT East College」による次世代経営人材の育成プログラムが注目されます。DXコンサルタント・データサイエンティスト・クラウドエンジニアなど6分野の「デジタル人材認定制度」も整備されており、専門性を高める環境が用意されています。国内約150資格・海外約920資格のサポート体制やMBA留学制度もあり、社員の成長を後押しする仕組みは充実しています。
また、有給休暇取得率92%・離職率2.6%(いずれも2024年度)というデータが示す通り、ワークライフバランスを重視する社風も定着しています。スーパーフレックスタイム制度やリモートワークが浸透しており、柔軟な働き方が可能です。女性新卒採用比率42.2%(2024年度)とダイバーシティ推進にも積極的です。
こうした環境で社会インフラを支える仕事に向き合うことで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく社員が多いのは自然なことです。通信インフラという責任あるフィールドで日々の業務に取り組む中で、自然と立ち居振る舞いやコミュニケーション力が磨かれていきます。
まとめ
NTT東日本の採用基準は「地域を元気にしたい」という想いと行動力・チームワークであり、顔で採用しているわけではありません。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
営業収益1兆7,105億円・営業利益2,986億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、フラットな社風と充実した育成制度が人を洗練させる結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- NTT東日本 2023年度決算発表(2024年5月10日発表)
- 日本電信電話株式会社(NTT)有価証券報告書(2023年度)
- NTT東日本 新卒採用サイト 会社概要・募集要項・育成プログラムページ(2026年4月確認)
- NTT東日本 新卒採用サイト 社員インタビュー(2026年4月確認)
- NTT東日本 経験者採用サイト(2026年4月確認)
- NTT東日本 公式ソーシャルメディアアカウント一覧(2026年4月確認)

