ぶいすぽっ!は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。ぶいすぽっ!の場合、YouTube総登録者数1,000万人超を誇るeスポーツ特化VTuberグループであり、メンバーのゲーム実力やエンタメ力があってこその実績です。魅力的なメンバーが多いと感じられるのは、高い選考基準を通過した人材が活動を通じてさらに磨かれる環境があるからです。
この記事ではぶいすぽっ!を運営する株式会社バーチャルエンターテイメントの採用基準・事業内容・社風から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — ぶいすぽっ!の採用基準
結論から言えば、ぶいすぽっ!の採用基準は能力ベースです。VTuberはアバターを通じて活動するため、容姿そのものが選考基準になる構造ではありません。運営スタッフの中途採用でも、求めているのは「自発的な貢献意欲」と「挑戦を楽しめる姿勢」です。
顔採用と言われる理由
ぶいすぽっ!が「顔採用」と検索される背景には、VTuber業界特有の構造的な理由があります。メンバーのキャラクターデザイン(アバター)は人気イラストレーターが手がけており、ビジュアル的な魅力が高いこと。そして配信での人柄やトーク力が視聴者を引きつけ、「中の人も魅力的なのでは」という関心が自然と高まることが背景にあります。
また、にじさんじやホロライブと並んでVTuber業界の「第三極」と位置づけられる知名度の高さも、検索ボリュームを押し上げる要因です(出典:Business Insider Japan記事)。注目度が高い分、メンバー個人への関心も集まりやすい構造になっています。
しかし、VTuberはアバターを介して活動するエンターテイナーです。選考で問われるのはゲームの腕前・配信スキル・コミュニケーション力であり、容姿で採用しているという根拠は確認できません。
選考で見られているポイント
ぶいすぽっ!のメンバー選考は、オーディション形式で実施されています。2023年1月には「ぶいすぽ研究生制度」が開始され、合格者を研修生として採用し、PC貸与などの環境整備や実践的なフィードバックを通じて育成するプログラムが導入されました(出典:Brave group プレスリリース 2023年1月25日)。
一方、運営スタッフの採用では「自発的な貢献意欲を発揮し、新しい事への挑戦を楽しめる方」が求められています(出典:HRMOS求人ページ)。選考フローは書類選考→面接(複数回)→内定が基本とみられます。
- 中途採用(HRMOS):Brave group採用ページ「ぶいすぽっ!」カテゴリ
- 中途採用(engage):バーチャルエンターテイメント採用ページ
採用ページで紹介されている社員インタビューでは、取締役の山本氏が大学院在学中に入社し、esports大会運営やシステム開発を経て取締役に就任した経緯が語られています。
Brave groupオウンドメディア「ぶれすと」バーチャルエンターテイメント取締役インタビュー
採用基準を裏付ける企業の実力 — 事業内容・規模
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過したメンバーやスタッフはどんな成果を出しているのか。事業データから確認します。
- 正式社名:株式会社バーチャルエンターテイメント(Virtual Entertainment Inc.)
- 親会社:株式会社Brave group
- 設立:2018年3月(法人設立)/「ぶいすぽっ!」は2020年7月に現名称へ統一(出典:Wikipedia、2026年4月確認)
- 本社:東京都港区芝4-1-28 PMO田町III 7階(出典:公式サイト virtual-entertainment.co.jp、2026年4月確認)
- 従業員数:約50名(出典:engage求人ページ、2026年2月時点)/親会社Brave groupグループ全体で430名(役員含む、2026年3月時点、出典:Brave group公式サイト)
- 所属メンバー:日本26名・EN 6名の計30名超(2024年時点)
- YouTube総チャンネル登録者数:1,000万人超(2024年時点、出典:Brave group プレスリリース)
- 資本金:2,510万円(バーチャルエンターテイメント単体、出典:OpenWork企業ページ、2026年4月確認)
ぶいすぽっ!はeスポーツ特化のVTuberプロジェクトとして、ゲーム配信・esports大会出場・アニメ化・グッズ展開などメディアミックスを推進しています。「Move Emotion With Games〜ゲームで感情を動かし動かされよう〜」をミッションに掲げ、VTuberグループとしてはにじさんじ(ANYCOLOR)、ホロライブ(カバー)に次ぐポジションを確立しています。
海外展開にも積極的で、VSPO! EN(2024年6月始動)、韓国VTuber事務所StelLiveとの経営統合(2025年7月)、海外VTuberグループ「idol」事業買収など、グローバル展開を加速させています。なお、親会社Brave groupおよびバーチャルエンターテイメントは非上場のため、売上高・営業利益・平均年収・平均年齢などの詳細な財務データは公開されていません。
事業規模と業界内ポジションからは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出すメンバーが、なぜ魅力的に見えるのか
YouTube総登録者数1,000万人超・業界第三極という実績を支えるメンバーが、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
ぶいすぽっ!を運営するバーチャルエンターテイメントは、「挑戦と成長に非常にポジティブな環境」を特徴としています(出典:Brave groupオウンドメディア「ぶれすと」取締役・山本氏インタビュー)。施策の実行時に「ストーリー」を重視する文化があり、単なるコンテンツ制作にとどまらない企画力が求められます。
スタートアップ気質が強く、少数精鋭で多岐にわたる業務を経験できる環境です。マネジメント・企画・MD事業・オフラインイベント・新規事業開発と、組織は機能別に分かれており、それぞれの領域で専門性を発揮しながらもチーム横断的に動ける体制が整っています(出典:「ぶれすと」、2026年4月確認)。
メンバー(VTuber)の育成面では、研究生制度を通じたフィードバック体制が整備されています。デビュー後も継続的にスキルを高められる仕組みがあり、ゲーム配信の腕前だけでなくトーク力・企画力・ファンとのコミュニケーション力が日々の活動を通じて磨かれていきます。こうした環境で活動を続ける中で、メンバーがどんどん洗練されていくのは自然なことです。
海外拠点(米国・タイ・韓国など)の設立やM&Aが活発なことから、スタッフにとってもグローバルなキャリア機会が広がっています。
まとめ
ぶいすぽっ!が「顔採用」と検索される背景には、VTuber業界特有の注目度の高さとキャラクターデザインの魅力があります。しかしVTuberはアバターを通じて活動するエンターテイナーであり、選考で問われるのはゲームスキル・配信力・コミュニケーション力です。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
YouTube総登録者数1,000万人超・業界第三極というポジションが示す通り、能力あるメンバーとスタッフが集まり、活動を通じてさらに磨かれる環境があります。運営スタッフの採用でも「自発的な貢献意欲」と「挑戦を楽しめる姿勢」が重視されており、能力ベースの選考が行われています。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 株式会社バーチャルエンターテイメント 公式サイト virtual-entertainment.co.jp(2026年4月確認)
- ぶいすぽっ!公式サイト vspo.jp(2026年4月確認)
- Brave group プレスリリース(ぶいすぽ研究生制度、2023年1月25日)
- Brave group プレスリリース(YouTube総登録者数1,000万人超、2024年発表)
- Brave groupオウンドメディア「ぶれすと」バーチャルエンターテイメント取締役インタビュー(2026年4月確認)
- Brave group採用ページ HRMOS(2026年4月確認)
- バーチャルエンターテイメント採用ページ engage(2026年2月時点)
- OpenWork 株式会社バーチャルエンターテイメント企業ページ(2026年4月確認)
- Business Insider Japan(VTuber業界「第三極」に関する報道)
- 官報決算データベース / ITmedia NEWS(Brave group第7期決算報道、2025年8月28日)

