ロイヤルホストは顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。ロイヤルホストの場合、売上高1,654億円(2025年12月期・過去最高)を誇る外食・ホスピタリティ業界の大手企業であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事ではロイヤルホスト(ロイヤルホールディングス)の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — ロイヤルホストの採用基準
結論から言えば、ロイヤルホストの採用基準は能力ベースです。親会社であるロイヤルホールディングスが公式に掲げる求める人物像はAggressive・Inquiring mind・Humblenessの3つであり、上昇志向・探究心・謙虚さが選考の中心に置かれています。
顔採用と言われる理由
ロイヤルホストが「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。ファミリーレストランの中でも「高品質・高価格帯」のポジションを確立しており、ホスピタリティを重視する接客スタイルが社員の印象を際立たせています。消費者調査では「高級レストランくらいうまいファミレスチェーン」第1位に複数回選出されるなど、ブランドイメージの高さが社員への注目度にもつながっています。
また、24時間営業の廃止や全店禁煙の導入など、業界の常識を変える先進的な取り組みがメディアに取り上げられる機会も多く、社員が表に出る場面が増えていることも背景にあります。容姿ではなく、ホスピタリティの質が印象を形成しているのです。
選考で見られているポイント
ロイヤルホールディングスの採用方針は「相思相愛・相互理解」をキーワードとしています。志望動機を問わず、会社説明会や選考を通じて相互理解を深める形式が特徴的です。最終面接合格=即内定ではなく、合格後に会社理解を深めるイベントや個人面談に参加し、応募者本人が「ロイヤルグループで働きたい」と判断した段階で内定となります。
具体的に求められる人物像は以下の3点です。
- Aggressive(上昇志向・成長力・挑戦力):変化の激しい時代でも物怖じせず新しいことに挑戦する意欲がある人
- Inquiring mind(探究心):小さなことから大きなことまで常に学びの姿勢がある人
- Humbleness(謙虚さ):ホスピタリティが体現でき、リスペクトの気持ちを持っている人
また、採用基準として「自責で考えられる人材」を重視しており、環境や他者のせいにせず自分で考えて行動できる人が求められています。面接はオンラインで実施されます。
- 新卒採用ページ:ロイヤルホールディングス 新卒採用
- 中途採用ページ:ロイヤルホールディングス 中途採用
採用ページでは、さまざまな事業部門で活躍する社員のインタビューが公開されています。仕事内容やキャリアパスの解像度を上げたい方は以下をご覧ください。
- 社員インタビュー(ブランドマーケティング部)
- 社員インタビュー(コントラクト事業店長)
- 社員インタビュー(食品事業商品企画部)
- 社員インタビュー(ホテル事業総支配人)
- 社員インタビュー(外食事業店長)
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:ロイヤルホールディングス株式会社(東証プライム上場・福岡証券取引所上場・証券コード8179)
- 設立:1950年4月
- 本社:福岡県福岡市博多区(東京本部:東京都世田谷区)
- 売上高:1,654億9,500万円(2025年12月期、前期比+8.8%、過去最高。出典:ロイヤルホールディングス 2025年12月期決算短信、2026年2月16日発表)
- 営業利益:76億8,500万円(同期、前期比+4.3%、過去最高。出典:同上)
- 従業員数:単体106名 / 連結2,383名(出典:有価証券報告書 2025年12月期、公式サイト会社概要 2026年3月時点)
- 平均年齢:46.9歳(出典:有価証券報告書 2025年12月期)
- 平均年収:761万円(出典:有価証券報告書 2025年12月期)
ロイヤルホールディングスは、外食事業(ロイヤルホスト、天丼てんや等)、ホテル事業(リッチモンドホテルズ)、コントラクト事業(空港・高速道路等のフードサービス)、食品事業と多角的に展開する食とホスピタリティの総合企業です。2025年12月期には売上高・営業利益ともに過去最高を更新しており、事業の成長力は確かです。
特にロイヤルホストは、世界各国の料理を独自にアレンジし、季節食材を活用した付加価値の高いメニュー開発で、ファミレスの枠を超えた品質を実現しています。24時間営業の廃止や全店禁煙、大晦日・元旦の店休日導入など、外食業界で先進的な働き方改革を推進してきた実績も注目されています。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
売上高1,654億円・営業利益76億円という過去最高の実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
ロイヤルホールディングスは「日本で一番質の高い”食&ホスピタリティ”を提供する、進化し続けるプロフェッショナル集団」をビジョンに掲げ、従業員への投資を重視する企業文化を持っています。入社後は集合研修でグループの理念・基本知識を学び、その後グループ内店舗でのOJT研修を通じて「食とホスピタリティ」の基礎を約1年かけて習得します。
メンター制度も整備されており、先輩社員が新入社員のメール・電話相談や月1回の面談を担当し、定着と成長をサポートしています。幅広い事業領域を持つため、グループ内の人事異動によって多様な事業経験を積むことができ、自分の強みや興味に合わせた多様なキャリアを描ける環境です。
外食業界では離職率の高さが課題とされる中、ロイヤルホールディングスの離職率はわずか5%と極めて低い水準を維持しています。24時間営業廃止・全店禁煙・年末年始休業など、業界の常識にとらわれない経営判断を実行し、「一番働きやすい企業」を目指す姿勢が社風にも反映されています。育児休業取得にも積極的で、2022年度は男性対象者の約50%が取得しています。
こうした環境で日々ホスピタリティと向き合うことで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく社員が多いのは自然なことです。接客のプロフェッショナルとして現場で磨かれる中で、自然と立ち居振る舞いやコミュニケーション力が向上していきます。
まとめ
ロイヤルホストの採用基準は「Aggressive・Inquiring mind・Humbleness」であり、能力ベースの選考を実施しています。「相思相愛・相互理解」を掲げ、応募者自身が納得した上で入社する独自の採用プロセスも特徴的です。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
売上高1,654億円・営業利益76億円(いずれも過去最高)が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、ホスピタリティを追求する企業文化と、離職率5%を実現する働きやすい環境の結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- ロイヤルホールディングス株式会社 2025年12月期 決算短信(2026年2月16日発表)
- ロイヤルホールディングス株式会社 有価証券報告書(2025年12月期)
- ロイヤルホールディングス公式サイト 会社概要(2026年3月時点)
- ロイヤルホールディングス公式採用ページ(2026年4月確認)
- ロイヤルホールディングス公式CSRページ「従業員とともに」(2026年4月確認)
- ロイヤルホールディングス 社員インタビュー(2026年4月確認)
- ねとらぼリサーチ「高級レストランくらいうまいファミレスチェーン」調査(2024年・2025年)
- クックビズ総研 ロイヤルホールディングス インタビュー記事

