森ビルは顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。森ビルの場合、営業収益3,858億円(2025年3月期)を誇る国内トップクラスの総合デベロッパーであり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事では森ビルの採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — 森ビルの採用基準
結論から言えば、森ビルの採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は「やり抜く力」「巻き込む力」であり、他者との信頼関係構築力やクリエイティブな思考が選考の中心に置かれています。
顔採用と言われる理由
森ビルが「顔採用」と言われやすい背景には、いくつかの構造的な理由があります。六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズ・麻布台ヒルズといった都心のランドマークを手がける企業として注目度が高いこと、港区を拠点とする洗練されたブランドイメージがあること、そして新卒採用では毎年35名程度という少数精鋭の採用を行っていることが重なり、「社員が魅力的に見える」という印象が広がっています。
実際には、採用ページで公開されている社員インタビューでは、都市開発・設計・タウンマネジメントなど11分野にわたる計35名の社員が、仕事のやりがいやキャリアパスについて語っています。容姿ではなく、街づくりへの情熱や専門性が伝わる内容です。
選考で見られているポイント
新卒の選考フローはプレエントリー→ES提出→Webテスト→リクルーター面接→一次面接(オンライン)→二次面接(対面)→最終面接(対面)→内定が基本です。面接回数が多く、丁寧に人物を見極める選考が実施されています。
- 新卒採用ページ:森ビル 新卒採用サイト
- 中途採用ページ:森ビル キャリア採用
- 中途社員インタビュー:森ビル キャリア採用インタビュー
採用で重視されているのは「やり抜く力」「巻き込む力」「他者との信頼関係構築力」に加え、「都市への想いやアイデア」を持つ人材です。ビジネスや価値を掘り起こすクリエイティブな思考が求められており、見た目ではなく街づくりへの熱量と行動力が問われます。
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:森ビル株式会社(非上場)
- 設立:1959年
- 本社:東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー
- 営業収益:3,858億円(2025年3月期、出典:森ビル2025年3月期決算短信)
- 営業利益:842億円(同期、出典:同上)
- 経常利益:785億円(同期)
- 当期純利益:504億円(同期)
- 従業員数:単体1,548名/連結4,059名(2025年3月期、出典:有価証券報告書)
- 平均年齢:43.6歳(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年収:977万円(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
森ビルは「垂直庭園都市(バーティカルガーデンシティ)」構想に基づく独自の再開発手法を強みとする総合デベロッパーです。低層建築物を高層ビル化・地中化することで垂直に集積し、緑地面積と公開空地を確保するまちづくりで、六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズ・麻布台ヒルズといった都心大型再開発で国内トップクラスの実績を持っています。
企画・開発・設計監理・営業・運営管理まで一貫して自社で手がける総合デベロッパーモデルも特徴で、文化・商業・居住・オフィスを複合した大規模複合施設を生み出し続けています。非上場ながら営業利益842億円を計上する収益力は、業界内でも際立った存在です。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
営業収益3,858億円・営業利益842億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
森ビルは「街づくりは人づくり」を基本方針に掲げ、従業員を最重要の経営資源と位置づけています。入社後1年間はチューター・メンター制度により、新入社員1名に対し専属のチューター1名とメンター1名が配置され、業務面だけでなくメンタルケアを含めた手厚いサポートが行われます。
研修制度も充実しており、敷地分析から採算算出まで街づくりの実践的プロセスを学ぶ事例演習、2週間のビル実習による現場体験、祭礼参加を通じた地域交流研修、坐禅を通じた自己啓発のための参禅研修など、総合デベロッパーならではの多面的な育成プログラムが用意されています。
若手のキャリア形成においては、入社後10年間で原則3部署を経験するジョブローテーション制度があり、都市開発・設計・タウンマネジメント・オフィス・住宅・商業・文化など多様な事業領域で適性を見極めながらキャリアを描ける環境です。毎年自身の異動希望を上司と人事へ提出できる自己申告制度もあり、主体的にキャリアを切り拓く仕組みが整っています。
行動規範として「責任感・使命感」「意欲・挑戦心」「クリエイティビティ・創意工夫」「自立心・自己研鑽」「尊重・チームワーク」「人材育成」の6つを掲げており、こうした価値観のもとで日々の仕事に向き合うことで、入社後にどんどんあか抜けて洗練されていく社員が多いのは自然なことです。港区の一等地で日本を代表する大規模再開発に携わる中で、立ち居振る舞いやコミュニケーション力が磨かれていきます。
まとめ
森ビルの採用基準は「やり抜く力」「巻き込む力」「都市への想いやアイデア」であり、顔で採用しているわけではありません。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
営業収益3,858億円・営業利益842億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。社員が魅力的に見えるのは、「街づくりは人づくり」の理念のもと人材育成に注力する企業文化と、都心大型再開発の最前線で鍛えられる成長環境の結果です。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 森ビル株式会社 2025年3月期 決算短信(2025年発表)
- 森ビル株式会社 有価証券報告書(2025年3月期)
- 森ビル公式サイト(2026年4月確認)
- 森ビル新卒採用サイト(2026年4月確認)
- 森ビル新卒採用サイト 社員紹介ページ(2026年4月確認)
- 森ビル新卒採用サイト 人材育成ページ(2026年4月確認)
- 森ビル キャリア採用サイト インタビュー(2026年4月確認)

