紀陽銀行は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。紀陽銀行の場合、経常収益987億円・経常利益233億円を誇る和歌山県トップの地方銀行であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。
この記事では紀陽銀行の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。
本当に顔採用なのか — 紀陽銀行の採用基準
結論から言えば、紀陽銀行の採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人物像は「Be CHANGE」をテーマに、自律的に考え・学び・行動を変えられる人材であり、人物重視の選考が行われています。
顔採用と言われる理由
紀陽銀行が「顔採用」と検索される背景には、地方銀行ならではの構造的な理由があります。和歌山県内メインバンクシェア63.7%を誇る地域の中核金融機関として、地元での知名度と注目度が非常に高いこと、そして窓口業務や営業担当者など「会社の顔」として接客にあたる社員が多いことが、印象に残りやすい要因です。
また、採用サイトやInstagramで社員の活躍を積極的に発信していることも、「社員が魅力的」という印象を生んでいます。容姿ではなく、仕事への姿勢や人柄が伝わる採用広報の結果です。
選考で見られているポイント
選考フローはWEBテスト(SPI:言語・非言語、約1時間)→ ES提出 → 一次面接(人事部担当者)→ 二次面接(管理職)→ 最終面接(人事部長)→ 内定が基本です。マネジメントコース・スペシャリストコース・アテンダントコースの3コースから選択してエントリーします。
面接では「ありのままの姿」と「自分自身の言葉」で語ることが重視されています。「キミの個性は、わたしたちの明日だ」をメッセージとして掲げており、入行への熱意、コミュニケーション力、積極性、人間性が評価の中心です。学部・学科・専門知識の有無は選考の合否に影響しないと明言されています。
- 新卒採用ページ:紀陽銀行 新卒採用情報
- 中途採用:紀陽銀行 中途採用情報
採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容
採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。
- 正式社名:株式会社紀陽銀行
- 設立:1895年(明治28年)
- 本社:和歌山県和歌山市本町1丁目35番地
- 経常収益(売上高に相当):987億2,000万円(2025年3月期、前期比+16.44%、出典:紀陽銀行 2025年3月期決算短信)
- 経常利益:233億800万円(同期、前期比+15.75%)
- 当期純利益:176億1,800万円(同期、前期比+17.3%)
- 預金量:4兆7,593億円(2025年3月末時点、譲渡性預金含む)
- 従業員数:2,065名(出典:紀陽銀行 会社概要、2025年3月末時点)
- 平均年齢:38歳(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
- 平均年収:584万円(出典:有価証券報告書 2025年3月期)
紀陽銀行は和歌山県内メインバンクシェア63.7%でトップの地方銀行です。和歌山県68店、大阪府42店など計113店舗を展開し、大阪府南部にも強固な営業基盤を持っています。全国地方銀行61行中、経常収益ベースで24位前後に位置する中堅規模の銀行です。
「銀行をこえる銀行へ」をブランドスローガンに掲げ、地域密着型の金融サービスに加え、コンサルティングやM&A支援など非金融領域にも事業を拡大しています。2025年3月期は経常収益・経常利益・当期純利益のいずれも前期比で二桁成長を達成しており、成長力は確かです。
業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。
これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか
経常収益987億円・経常利益233億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。企業文化と人材育成の仕組みが、人を磨いているからです。
社風・企業文化が人を磨く
紀陽銀行は「銀行をこえる銀行へ」をスローガンに、従来の銀行の枠にとらわれない挑戦を重視する社風で知られています。年齢・性別を問わず、意欲ある人材に活躍の場を提供する方針を掲げており、人物重視の風土が根付いています。
研修制度は充実しており、階層別研修(新入行員研修、グローアップ研修、マネジメント研修など)に加え、事業性融資やM&A、DXなど専門分野の役割別研修が用意されています。入行後はマンツーマンの指導員制度やメンター制度、1on1ミーティングによるきめ細かなサポートも受けられます。
さらに、3つのコース制度(マネジメント/スペシャリスト/アテンダント)を設けてキャリアの選択肢を広げており、入行後のコース転換も可能です。キャリアチャレンジ制度や本部トレーニー制度など、自らキャリアを切り拓く仕組みも整っています。「金融のプロとしての専門性」「豊かな人間性」「幅広い見識」の3つの基本資質の習得を全行員に推奨しており、こうした環境で日々の業務に向き合うことで、入社後にどんどん洗練されていく社員が多いのは自然なことです。
まとめ
紀陽銀行の採用基準は「自律的に考え・学び・行動を変えられる人材」であり、人物重視の能力ベース選考を実施しています。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。
経常収益987億円・経常利益233億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。和歌山県内メインバンクシェア63.7%を誇る地域の中核銀行として、挑戦を奨励する企業文化と充実した研修制度が社員を洗練させています。
見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。
※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。
出典一覧
- 株式会社紀陽銀行 2025年3月期 決算短信(2025年5月発表)
- 株式会社紀陽銀行 有価証券報告書(2025年3月期)
- 紀陽銀行 会社概要(2026年4月確認)
- 紀陽銀行公式採用ページ(2026年4月確認)
- 紀陽銀行 キャリア紹介・社員インタビュー(2026年4月確認)
- 帝国データバンク メインバンクシェア調査(2026年4月確認)

