七十七銀行は顔採用?地域密着志向が強い堅実な採用の実態

七十七銀行は顔採用と言われることがありますが、イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じこと。七十七銀行の場合、経常収益1,715億円を誇る東北地方最大の地方銀行であり、社員の能力があってこその実績です。魅力的な社員が多いのは、優秀な人材が集まった上で入社後にさらに洗練される環境があるからです。

この記事では七十七銀行の採用基準・業績・社風・採用情報から、その実力を整理します。

本当に顔採用なのか — 七十七銀行の採用基準

結論から言えば、七十七銀行の採用基準は能力ベースです。公式に掲げている求める人材像は「飽くなき向上心」「旺盛な挑戦力」「主体的な実行力」であり、加えて「豊かな人間力」「高い倫理観」も重視されています。粘り強さや忍耐力も選考で見られるポイントです。

顔採用と言われる理由

七十七銀行が「顔採用」と検索される背景には、いくつかの構造的な理由があります。地方銀行は地域密着型のビジネスであり、窓口業務や営業活動で顧客と直接対面する機会が多い業種です。そのため、コミュニケーション力が高く、好印象を与える社員が自然と「会社の顔」として前面に出やすい構造があります。

また、宮城県内で圧倒的な存在感を持つ七十七銀行は、地元の就職先として知名度が高く、就活生の間でも話題になりやすい企業です。説明会や面接で出会った社員の印象がSNSや口コミで共有されることで、「顔採用」という検索ワードが生まれる土壌があります。これは七十七銀行に限った現象ではなく、地域のリーディングカンパニーであればどこでも見られる傾向です。

七十七銀行の採用サイトでは、さまざまな部門で活躍する社員のインタビューがテキスト形式で多数掲載されています。仕事のやりがいやキャリアパスについて語られており、容姿ではなく仕事への姿勢が伝わる内容です。

七十七銀行 新卒向け社員インタビュー

選考で見られているポイント

選考フローはWEBエントリー→エントリーシート(自己PR200字以内・志望動機200字以内)→複数回面接→適性検査→内々定が基本です。エントリーシートでは簡潔に自分を表現する力が求められ、面接では人柄や主体性が重視されます。

特に「豊かな人間力」と「高い倫理観」が求める人材像に含まれている点は、地域の資産を預かる銀行業ならではの特徴です。信頼される人柄と誠実さが、選考の中心に置かれています。

採用基準を裏付ける企業の実力 — 業績・事業内容

採用基準が能力ベースだとすれば、その選考を通過した社員はどんな成果を出しているのか。業績データから確認します。

  • 正式社名:株式会社七十七銀行(The 77 Bank, Ltd.)(東証プライム上場・証券コード8341)
  • 設立:1878年(明治11年)12月
  • 本社:宮城県仙台市青葉区中央三丁目3番20号
  • 経常収益:1,715億円(2025年3月期連結、出典:七十七銀行 2025年3月期決算短信)※銀行業のため「売上高」ではなく「経常収益」で開示
  • 経常利益:562億円(2025年3月期連結、前期比+120億円、出典:七十七銀行 2025年3月期決算短信)
  • 従業員数:2,451名(2025年3月末現在、出典:七十七銀行公式サイト 会社概要)
  • 平均年齢:38.9歳(出典:七十七銀行 有価証券報告書 2024年度)
  • 平均年収:約760万円(出典:七十七銀行 有価証券報告書 2025年3月期)

七十七銀行は東北地方最大の地方銀行であり、宮城県内企業のメインバンクシェア率は約56%で第1位を誇ります(出典:帝国データバンク調査、2020年時点)。預金残高・貸出金残高ともに県内首位の座を維持しており、地域経済における存在感は圧倒的です。

1878年に第七十七国立銀行として設立されて以来、「石橋を叩いても渡らない」と称される堅実な経営姿勢で知られています。バブル崩壊後も健全経営を維持してきた実績は、組織としての判断力の高さを物語っています。近年はM&Aアドバイザリー業務で通算約100件の支援実績を持つほか、長期経営計画「Vision 2030」のもと金融サービスの充実と非金融分野の事業拡大にも取り組んでいます。

業績・事業規模からは、一定の組織力・人材要件の高さがうかがえます。

これだけの成果を出す社員が、なぜ魅力的に見えるのか

経常収益1,715億円・経常利益562億円という実績を支える社員が、外から見て魅力的に映るのには理由があります。地方銀行ならではの人材育成環境が、人を磨いているからです。

社風・企業文化が人を磨く

七十七銀行は「地域の繁栄を願い、地域社会に奉仕する」という経営理念のもと、地域密着志向が強い堅実な社風で知られています。入社後は「ブラザー・シスター制度」と呼ばれるマンツーマンのメンター制度があり、1年目は先輩行員が手厚く指導にあたります。OJTを重視した育成方針のもと、基礎から応用、そしてスペシャリストへとステップアップしていく仕組みが整っています。

また、「七十七ビジネスカレッジ」という休日・平日夜間に受講できるセミナー形式の研修プログラムや、自己啓発資格取得奨励金制度など、自ら学ぶ姿勢を支援する環境が充実しています。毎週水曜日はノー残業デーが設定されており、ワークライフバランスへの配慮も見られます。

地域のお客さまの資産や事業を預かる責任の重い仕事に日々向き合う中で、社員の立ち居振る舞いや信頼感は自然と磨かれていきます。窓口・営業・法人担当と幅広い業務を経験する中で、コミュニケーション力や人間的な厚みが増していくのは、地方銀行で働く社員に共通する成長のかたちです。

まとめ

七十七銀行の採用基準は「飽くなき向上心」「旺盛な挑戦力」「主体的な実行力」であり、能力ベースの選考を実施しています。イケメンや美人が注目されるのはどの会社でも同じことです。

経常収益1,715億円・経常利益562億円が示す通り、能力ある人材が集まり入社後にさらに磨かれる企業です。宮城県内メインバンクシェア率約56%という圧倒的な地盤を支えているのは、堅実な社風の中で成長し続ける社員一人ひとりの力です。

見た目に不安があっても、自分で出来ることに集中すればチャンスはあります。スカウト型の就活で自分の強みをアピールし、第一印象を整えることから始めてみてください。

※上記は2026年4月時点の公開情報に基づきます。最新の情報は各公式ページをご確認ください。


出典一覧

  • 株式会社七十七銀行 2025年3月期 決算短信(2025年発表)
  • 株式会社七十七銀行 有価証券報告書(2025年3月期・2024年度)
  • 七十七銀行公式サイト 会社概要(2026年4月確認)
  • 七十七銀行公式採用ページ(2026年4月確認)
  • 七十七銀行 社員インタビュー(2026年4月確認)
  • 帝国データバンク 宮城県メインバンク調査(2020年時点)

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